雲の峯幾つ崩て月の山(5)

戦終わりて

まず、今回のシリーズのタイトルについて。

雲の峯幾つ崩て月の山

これは松尾芭蕉の「おくのほそ道」、出羽三山の月山にて詠んだ一句です。

実は私は古典大好きでして、その中でもこの「おくのほそ道」は、人生で最も影響を受けた読み物と言っても過言ではないほどです。全般的に紀行文は好きですね。
未だに冒頭の「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」という一文を見ると体温が上昇しますw

で、なぜこの一句をタイトルに持ってきたのか、というと、この句の解釈の一つとクリア後の心境の一部に、重なる部分があったから。それだけです。
解釈については、いろいろあるので書きませんw
季語は「雲の峯」→「入道雲」なので夏の句で、季節的には全く逆ですねすみませんw


あ、一番好きな句は「五月雨の降り残してや光堂」です。語感といい、この五・七・五の中での流れるような暗から明への表現といい、芸術極まるといった感。
情景を思い浮かべただけで鳥肌ものですね。ぞわぞわする。


それでは、今回の武神闘宴について、少しだけ振り返りを、折りたたみで。


まぁ正直、嬉しさ半分、悔しさ半分といったところでしょうか。

「嬉しさ」はディア亜種のタイムが縮まらなかったにも関わらず、その他のモンスターのタイムを縮めることでクリアまでこぎつけることが出来た点

「悔しさ」は、そらもうディア亜種に対する立ち回りの上達が結局全くなかった点。

もうランス@武神というとディアブロス亜種しか浮かんでこないレベルですw

他のモンスター(特にナルガ〜グラビ亜種まで)は、今回のチャレンジで新たな攻撃方法であったり、立ち回りの安定化であったりと、収穫は多かったので、とても良いチャレンジであったと。

ディアブロス亜種に関しては、それが全くなかった、と。

私はシューティングゲーム(特に弾幕系)が好きで、結構いろいろやるのですが、いや、うそです、モンハン始めてからは全然やってないですさーせんwww
シューティングゲームって、(いや、シューティングに限ったことではないのかもしれないですが、その辺は私の経験値が足りないのですみません、)結局のところ、「死んで、なぜ死んだかを学習して、パターンを組み上げていく」ゲームなんですよね。もちろんそれ以外にも必要とされることはあるのですが、主な攻略はそう。「ここで嫌な中型機が出るから、前もってここに位置取って、出たらすぐに潰そう」とか「この雑魚の編隊はこういう動きで弾をいなしながら次にそなえよう」とか。
学習することをせずに、漫然とプレイしていても、なかなか上達が難しいんですね。

モンハンにはそういった要素があるなぁ、と思うんですよ。
で、ディアは「行動パターンや対処方法は理解しているけど、苦手なタイプの弾を撃ってくるボス」といった感じでしょうか。
わかっていても事故が起こる、事故を減らすには他の練習以上の量と覚悟を持って反復練習に臨まねばならぬ。
そのように認識した次第です。

漫然とディアに挑んでいた気がします。
そりゃあ上達もしないよねヽ(´ー`)ノ

もっと色々書きたいことあった気がするんですが、このような戒めでもって、今回の振り返りを終わりたいと思います。

ディア練習しまくって、必ずもっと強くなって帰ってきてやるんだから!


あとですね、「雲の峯幾つ崩て月の山」でググるとこのblogがTOPに出てきちゃって、なんていうか畏れ多いというか、申し訳ないんですがw
これなんとかならないものでしょうか(´・ω・`)