有馬記念レース回顧

レース前

買い目はほぼ決まっていたので、あとはパドックと馬体重。ロブロイがなんと+12kg。だがパドックでは良く見えたので予想は変えず。

レース

先ずはオースミハルカタップダンスシチーが引っ張る展開。2頭の競り合いでハイペースになりそうな気がして、「あーこれはハーツディープで決まるぞ」と思った。
が、このレースで引退のタップに花を持たせたのかハルカが控える。ゆったりしたペースになる。ディープは最後方。ハーツはなぜか前方。なにやってんだルメール
1000m通過。やはりスロー。少しディープが動く。ハーツの不思議な位置取りが気になって、他はあまり覚えていない。
4角でコスモバルクがタップに並びかける。若干の粘りを見せたタップだったが、一度かわされて再度差し返す余力は残っていなかった。
直線。バルクが先頭。リンカーン、ハーツが並んでかわす勢い。外からディープが伸びてくる。ハーツ、先頭に、リンカーンが2番手、だがハーツのほうが脚色がいい。ハーツとリンカーンの差が広がる。外からディープが伸びてくる。だがハーツには届かず2着まで。

感想

24日に書いたように、ルメールは先行馬に乗ってこそ世界最高クラスの騎手で、ハーツクライは追い込んでこそ最高のパフォーマンスを見せる馬、そう思っていた。アンバランスな組合せだと。だが、ルメールは思っていた以上に凄かった。あのハーツクライを先行させるという考えられない騎乗をし、勝たせてしまう。マヤノトップガンの有馬を思い出した。
ルメールは天才。

ディープは、いくらなんでもあの競馬では勝てない。あれで2着はむしろよくやったと思う。
バルクは良いレースをした。やっぱ五十嵐の手が合ってたいたのか。
タップ、ロブ、ヘヴンリー、お疲れ。