アグネスデジタル

アグネスデジタル 牡
通産32戦12勝、2着5回(うち地方8戦4勝、海外3戦1勝)
父:Crafty Prospector 母:Chancey Squaw(母父:Chief's Crown)
主な勝ち鞍:、00マイルCS、01南部杯、01天皇賞(秋)、01香港カップ、02フェブラリーS、03安田記念
芝、ダート、場所を問わずに活躍したスーパーホース。地方交流、海外を含めるとGIを6勝もしているのだから、その雷名は天まで届く。と思いきや、オレの中でもその印象はさほど強くなく、そんな感じだから世間のイメージも似たようなものなのかなぁ、と。
と言うのも、デジタルが最も輝いていた頃(2001年秋〜冬。GI、4連勝を果たした頃)、中央競馬にはスター候補が沢山いた。テイエムオペラオーメイショウドトウの時代が終わりを迎え、タキオン世代と呼ばれる当時の3歳が台頭してきた。武蔵野S、JCDを圧倒的な強さで勝利したクロフネをはじめ、ジャングルポケットがJCを、マンハッタンカフェ有馬記念を勝利した。これらの馬に比べると、ダートやマイルが主戦だった(これ言うとクロフネはどうなんだという感じもするけど)デジタルはどうしても目立てない存在だった。
それでも終わってみればこの実績。ミスプロ系という血統もあり、種牡馬としての期待も大きい。デジタル自身に似た、条件を問わず活躍してくれる産駒に期待している。