アグネスタキオン

アグネスタキオン　牡
通産4戦4勝
父:サンデーサイレンス　母:アグネスフローラ(母父:ロイヤルスキー)
主な勝ち鞍:00ラジオたんぱ杯３歳Ｓ、01弥生賞、01皐月賞

これからしばらくアグネス続きになるなぁ。
最後のラジたん３歳Ｓの勝ち馬。というのは、2001年からサラブレッドの年齢表記が満年齢になり、３歳Ｓ→２歳Ｓ(４歳Ｓ→３歳Ｓ)に変更になったため。
史上最強馬論争にもよく顔を出す馬。後のダービー馬で、3歳でＪＣを制覇するジャングルポケット、ＮＨＫマイルＣ、ＪＣＤを勝つことになるクロフネらを相手に見せた、ラジたんでの圧倒的なパフォーマンスは確かに印象強い。ただ、たった4戦で怪我して引退という戦績は、とてもじゃないが最強馬とは言えないと思う。あのままダービーに臨んだとして、果たしてジャングルポケットに勝つことが出来ただろうか？菊花賞でマンハッタンカフェに勝つことが出来ただろうか？
今年の菊花賞前に、タキオンを管理していた長浜師は、「ディープよりタキオンの方が強い」と言った(記事はコチラ)。まぁこの発言はリップサービスみたいなもんだろうが、無事に無敗で三冠に臨む馬と、故障のせいとは言えダービーにも菊花賞にも出走すらしていない馬を比べること自体、失笑ものだ。勝ってから言え。
でもまぁ全兄のアグネスフライトよりは強かったかなとは思うし、今年デビューの初年度産駒たちも走っている(新潟２歳Ｓ圧勝のショウナンタキオンなど)ので、期待してみよう。ただの仕上がりの早い馬でなければいいね。産駒が2歳、3歳戦しか勝てないと、タキオンの評価自体が仕上がりが早かっただけの馬という感じになってしまうからな。